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春を愛する人 ブログ
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原作後にトリッシュが本当にブチャラティの持ち家に住むことになったとしたら、トリッシュはどんな気持ちでいるんだろうとよく考えます。
ブチャラティにほのかな恋心を感じてたと気付くか気付かないかにもよるだろうけど、最初はやっぱりブチャラティを思い出して悲しくなったりすることが多いのかな…でもいつまでもウジウジしてるタイプじゃないだろうし、すぐに前向きになりそうな気もします。

初めてブチャラティの家に行ったときに、その玄関先に犬がいるんですよ。結構大きな犬。首輪してなくて野良犬っぽい。
トリッシュはきっと動物嫌いだと思うんです。毛が抜けるのが不潔っぽくて嫌。服とかに毛がつくのが許せないみたいな。
だから犬を追い払うんだけど(自分じゃ怖いからミスタにやって貰う)、次の日になったらまた戻って来てるんです。
ここを住処にしてたのかしらとか考えつつも、また追い払う。でもやっぱり戻って来る。
寄って来る訳でも何をして来る訳でもないので、そうこうしてるうちに犬がいるのに慣れて来て、けど別に可愛がることもなく、単に同じ敷地内にいるだけの関係になるんです。
それがある日、家に泥棒が入って来たところを(若い女の子の一人暮らしだから狙われた)、犬が助けてくれるんですよ。めっちゃ吠えてめっちゃ噛み付いて。
そんなことがあってトリッシュは少しずつ犬に心を開き始めて、餌とかやり出して、犬もそれからトリッシュが学校行くときとかもずっとついて来て(授業終わるまで外で待ってる)、友達にボディーガードみたいとか言われたりして、いつも守ってくれてるんだと感じるようになるんです。
でね。
ここまで読んでくれた皆さんの想像通り、その犬にブチャラティって名前をつけるんですよ。ベタ!しかしベタがいい!
「もともとあなたの家だしね……一緒に住む?」
とか言っちゃってさ!
別に犬はブチャラティの分身でも何でもないんです。ずっと家の前にいたのも、単にそこが居心地がよかっただけで、こうして自分のそばにいるのも、餌をやってるから懐いただけかも知れない。本当に自分を守ってくれてる訳じゃないかも知れない。そんなことトリッシュはわかってるんです。けどそれでもいいんです。
遊びに来たミスタに「結局飼うことにしたのかよ。名前何にしたんだ?」って聞かれても恥ずかしくて言えなくて、適当な名前言ってごまかすんだけど、ミスタが「そういえばブチャラティは犬が好きだったなー」とか言った拍子に、犬が「ワン」って返事したりね!
「ブチャラティが……」
「ワン」
「……ブチャラティ」
「ワン」
「え……ブチャラティ?」
「ワン」
「まじで?」
 
「う、うるっさいわねッ!」
顔真っ赤にして「どうでもいいじゃない!」ってトリッシュが怒るっていうね。

そんな妄想をしてました。ブチャトリの続きが行き詰まってるもんだから…

拍手ありがとうございました!嬉しいですー!
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