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原作読んだ当初から気になってたんですけど、ブチャラティのお父さんは撃たれて病院に運ばれた後、ちゃんと意識を取り戻したんでしょうか?
意識を取り戻すか取り戻さないかによって、かなりブチャラティの心情も生活も変わって来ると思うんだけどな。
私は何となく意識が戻らないまま5年後に亡くなったんだと思ってたんですが、原作の「後遺症を残したまま5年後に死亡」というのを言葉の通りに受け取った場合、「意識は戻ったけど後遺症が残り、それが原因で5年後に死亡」ということだと思うんです。ずっと昏睡状態だったなら、普通は「意識を取り戻さないまま5年後に死亡」と書きますよね。
だけど荒木先生は結構独自の日本語の使い方をするので、本当はどうなんだろうと思ってしまいます。
銃に撃たれての後遺症がどんなものかはわからないけれど、例えば足とか手が不自由になったとか、そういうものだとしたなら、何にせよいつかは退院します。そしたら後遺症のあるお父さんをブチャラティは放っておく訳がないので、
1.元の家に一緒に暮らす
2.病院の近くに部屋を借りて一緒に暮らす
もしくは、一緒に暮らしたらギャングになったことがバレるかも知れないってことで、
3.元の家にお父さんだけ住まわせて、お手伝いさんを雇う
4.病院の近くに部屋を借りて、お手伝いさんを雇う
大体こんな感じになるんじゃないかと思います。
でもどれもブチャラティの都合が悪いんですよね。
まさかお父さんのために人を殺してギャングになりましたなんてことを当のお父さんに言えるはずがないし、余計な心配を掛けないためにも、そこは絶対に隠しておきたいところです。
お父さんがどれだけ入院してたのかはわかりませんが、亡くなった時点でもまだブチャラティは17歳で、学校に行っている年齢です。ブチャラティとしては、普通の生活を送っている振りをお父さんの前でしなきゃいけない。それって結構無理があると思うんですよ。
後遺症のあるお父さんは働けないだろうし、入院費や生活費のために学校は行かないで働き始めたということにしたのかも知れないけど、一緒に暮らしてたら真っ当な仕事をしてないってことにお父さんが勘付く恐れがあるし、だからと言って別々に暮らしたら、それこそ怪しまれますよね。
まあ上に書いた中では、2が一番妥当みたいな気がします。
後遺症のこともあるので、何かあったときのために入院してた病院の近くに部屋を用意するのが自然かなあと。元の家は病院から遠そうだし。
だけど「後遺症を残したまま5年後に死亡」って、これ明らかに撃たれた怪我が原因で死亡、ってことですよね。
それを考えると、やっぱり退院してないんじゃないかと思うんです。
病院のベッドに横になってるお父さん、頭になんか被ってますよね?包帯を巻いてるようには見えないけど、なんか頭を覆ってる。あれは頭にも銃弾撃ち込まれて(普通は即死だと思うけど)、その手術をしたってことなんじゃないのかな…
だとすると、後遺症というのは脳の関係で、それならずっと入院したきりでもおかしくない気がするし、それが原因で死亡というのも納得が行きます。だって例えば足が不自由になったとか、そういう外的な後遺症のせいで5年後に死亡するとは思えない…
うーん、やっぱり原作に書いてないことは考えても答えが出ないですね。
意識は戻ったのか戻らなかったのかはわからないけれど、ずっと入院してたと考えたほうが自然な気はします。
どちらにしろ、ブチャラティは辛いなあ…
ブチャラティ、毎日のようにお父さんの所に行ってたんじゃないかと思うんです。目を覚まさないお父さんをずっと見続けるのも辛いけど、意識が戻ったお父さんに「オレのことはいいからちゃんと学校に行って勉強しろ」とか「苦労を掛けてすまない」とか言われたら、なんかもう泣きたくなると思う…

拍手ありがとうございました。とても嬉しいです!
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