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読みました!
以下は簡単に感想です。

「縊鬼の囀」の作者さん、薔薇十字叢書の第一弾で「天邪鬼の輩」を書いた人だったんですね。そのときも読んで思ったけど、なんかBLっぽいです。
特にBL描写があるわけじゃないんですが、この人BL好きなんだろうなあと言うか、BL好きな人が書いた小説というのが伝わってくる感じです。
あとがきを読むと過去に京極堂で二次創作されていたみたいで、それは間違いなくBLだったんだろうなと。
そのせいか、個人的にやはりキャラに違和感がありました。内容は本当に二次創作の王道路線という感じ(学生時代の話で、榎木津の兄の総一郎も出てくるというファンであれば一度は妄想するであろう内容)で読みやすいです。
「蜃の楼」のほうは、途中で謎が読めてしまうのが惜しいですが、これまでの薔薇十字叢書にはない感じで、なかなか新鮮な話でした。
ただこちらもキャラに違和感が…鳥口が「榎木津先生」と言ったり、木場が「榎さん」と言ったり。
原作あまり読んでないのかなあとも思ったけど、あとがきにファンだと書いてあるし、単なる書き間違えとか誤植なのか、それにしてもちゃんと確認しようよと思いました。
物語としては新鮮な分、別に京極堂でやらなくてもいいような気がしないでもなく、好き嫌いが分かれる作品だと思います。

今回の薔薇十字叢書では、自分的に「風蜘蛛の棘」が一番かなあ。
だけど三冊とも榎木津と敦ちゃんの絡みがなくてさみしかった…

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