読みました!
17年振りの京極堂!
いやー生まれた子が17歳になるまでの時間を待ったってことですよね。なんかすごい…!
以下はネタバレ感想です。
以下はネタバレ感想です。
まず読んでて思ったのは、関口めっちゃ喋るやん!でした。
あれ?関口って初対面の人とこんなに喋る人だっけ?という違和感…
作中自分でも頑張って喋るようにしてる(意訳)みたいなことも言ってたけど、それにしても喋りまくりだろ…びっくりした。
木場は相変わらずでした。でも長門さん、伊庭さんと話してるときの一応丁寧な喋り方が新鮮だった。
木場は相変わらずでした。でも長門さん、伊庭さんと話してるときの一応丁寧な喋り方が新鮮だった。
京極堂も相変わらずです。もー薀蓄が長い長い(笑) ただ今回はいつもより登場は早かったかな。
榎木津はなんか出番が少なかった気が…テニスして乗馬して、後は大してなんもしてない気が。そして敦っちゃんも登場しないし…残念。
事件に関して言えば、私は正直ちょっと物足りない感じでした。
事件に関して言えば、私は正直ちょっと物足りない感じでした。
たとえば魍魎の匣のような派手さが全くなくて、事件らしい事件もないと言うか。
それを狙って書かれた作品なんだろうけど、私は衝撃的な事件がバーン!ドーン!みたいなほうが好みなので。
だけど新たな登場人物の緑川さん!彼女がいい!
だけど新たな登場人物の緑川さん!彼女がいい!
緑川さん、何となく現代的な人ですよね。好きです。そして絶対京極堂のこと好きですよね。何なん今さらそのおいしい設定…!
ぶっちゃけもう途中から今回の事件のことより緑川さんと京極堂達の出会いとか過ごした時間とか、そっちのほうが気になって気になって読みたかったよ!
香澄さんとか眞奈美さんとか、緑川さんの友達も名前だけ出て来たし、なに?女学校の人達と合コンでもしたん?
緑川さんは神崎宏美とは同窓でも何でもないのかなあ?うーん、神崎宏美と榎木津はどういう出会いなんだろう?邪魅の雫に書いてなかったよね?
緑川さん、この先も登場しそうで楽しみなんだけど、まさかとは思うけど殺されたりしないよね…?犯人になるのも嫌だけど死んじゃうのも嫌だ。
まあ彼女の性格からして犯人にはならないとは思うけど。
まあ彼女の性格からして犯人にはならないとは思うけど。
とにかくどうか被害者にも加害者にもなりませんように!
あと今回の目玉は、個人的に榎木津兄の総一郎が登場したことです。
あと今回の目玉は、個人的に榎木津兄の総一郎が登場したことです。
名前だけ出てから長かったなー。ようやく登場しましたね。
容姿は至って普通の少しのんびりとした人、って感じでしたね。榎木津の派手な容姿は榎木津家の血筋みたいなこと邪魅で今出川さんが言ってたしな。総一郎さんは母方に似たってことかな。
あとは巷説百物語とのリンクにおおっとなりました!
あとは巷説百物語とのリンクにおおっとなりました!
私は巷説シリーズは途中までしか読んでなくて、笹村の格好が又市だなあとは思ったんですが、まさか本当につながってるとは。
京極堂の曽祖父と百介も関係あったんですね。いろいろつながってるんだなあ。
だけどこの笹村達の去り方、寂しかったなあ。すごい切なかったです。時代が変わったから仕方ないんですね…
それと同じように、次は京極堂も去るときが来るんだろうな…と思わされました。
これから先時代が進んで現代に近付くにつれ、もう憑き物落としは通用しない、必要もなくなるんだろうなと。
そうやって去って行くそのときまで、書いてくれるといいなあ。
一応次回作も決まってるみたいで、驚きました。幽谷響の家。「今昔百鬼拾遺 月」によると、たぶん東北が舞台ですね。そしてその次は富士山、静岡方面。つまり次の次まで構想は既にあるってことですね。
そうやって去って行くそのときまで、書いてくれるといいなあ。
一応次回作も決まってるみたいで、驚きました。幽谷響の家。「今昔百鬼拾遺 月」によると、たぶん東北が舞台ですね。そしてその次は富士山、静岡方面。つまり次の次まで構想は既にあるってことですね。
楽しみなんだけど、果たして今度は何年後になるのか(笑) 待つよ、待つけどさ…!